こんにちは、千葉DRONE WALKER編集長の戸出です。

弊社と業務提携を行っているCoaido株式会社が開発をすすめる、119番通報をしながら周囲にSOSを発信できる緊急情報共有アプリ「Coaido119」がいよいよ、東京都豊島区において実証実験スタートとなります。本日、実証実験を行うにあたり協力をして頂ける事業者を募集するプレスリリースが発信されましたので、ご紹介をさせて下さい。

そもそもCoaido株式会社とはどういう会社なのか?

ひとことで言ってしまうと、テクノロジーとデザインで緊急情報を民間レベルでシェアする仕組みをつくり、命を救える社会の実現を目指している会社です。緊急時に社会に眠る共助の力を引き出し、それを有効につなげて命を救う仕組みの構築を目指すソーシャル・スタートアップ企業になります。
現在、スマートフォンの位置情報を活用して緊急時にSOSを発信し、周囲の救命知識のある方にすぐに知らせるアプリ「Coaido119」を開発しており、同社代表取締役の玄正慎氏は、ハッカソンをきっかけに事業を立ち上げ、毎日約180人が心停止で死亡するこの日本においてアプリの力で社会を変えようと日々活躍中です。

実は日本は世界一のAED設置数を誇る

これは意外と思われる方もいるかもしれませんが、実は日本はAED設置数が世界一なんです。素晴らしいことですよね!ところが実際にAEDが使用されるケースってほとんど見たことがないのではないでしょうか?それもそのはず。実はAEDの使用率は4.5%ほどしかないそうです。これはなぜなのでしょうか?使う必要がないからなのでしょうか?

どこにあるのかが分からない

結論から言ってしまいますと、必要ないのではなく、絶対に必要なものです。ところが、どこにあるのか分からずに活用されていないのが現状です。もはや宝の持ち腐れ状態。こんなにもったいない話はありません。

心停止で救急車到着を待っていると都心部では100%助からない計算になる

さてさて、誰かが倒れて心停止になったとしても数秒で救急車が到着すれば、社会復帰率は非常に上がることは何となくイメージできるのではないでしょうか?ところが実際に救急車が到着するまでの平均所要時間は8.6分と言われています。都心部に限ると、なんと10分を超えてしまうそうです。ちなみに心肺蘇生が1分遅れると、救命率は10%低下すると言われています。仮に都心部で心停止が起こると、、、そうです、救急車を待っていたら100%助からないとうことになってしまうのです。そこで立ち上がったのがCoaido株式会社の玄正社長です。

AEDも大切だけど、もっと大事なのが心肺蘇生(CPR)

AED到着を待つまでの間、何もしなくてよいのでしょうか?実はここが大切なポイント。AEDが到着するまでの間、カラダの血流を止めないことがもっとも大切なんです!つまり、とにかく心肺蘇生を行う。心臓マッサージを行うことで、AEDが到着するまでの間の適切な対処が可能となり、社会復帰率が高まります。

数々の賞を受賞し、いよいよ豊島区で実証実験スタート

Coaido株式会社はその取組内容が非常に評価され、経済産業省「第3回 IoT Lab Selection」グランプリを始め多くの賞を受賞しております。そして今年6月に、独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 第3回「先進的IoTプロジェクト支援事業」に採択され、豊島区の後援が決定、実証実験の運びとなりました。

まずは協力をして頂ける事業者を募集

実証実験にあたり、このアプリをまずは池袋駅より半径1km内で利用可能な状態をつくり、救命率が日本一高い街を目指していきます。そして、本事業の実施エリア内の事業所様への説明会を8月28日に開催するとのことです。参加者の皆様には一般公開に先駆けてアプリの使用ができる先行利用者番号を配布いたします。また、アプリと連動してAED設置施設の電話に自動で緊急連絡が届く「AEDエリアコール ®」についても仕組みや受信登録方法についてご説明いただけるそうです。
アプリは11月に一般公開を予定しており、一般市民のご協力のもと池袋で大規模な実運用が始まります。ご自身の施設の対応準備を進めて頂く必要がございますので、事業者の方は説明会に積極的に参加して欲しいとのことです。詳細についてはこちらからお願いします。

ところで何故、当社が業務提携をしているのか?

ここまでお読みになったところでおそらく多くの方が「で、なぜ御社が提携するのですか?」という疑問をお持ちになるかと思います。実はこのアプリ、当社が目指す方向性、つまり災害対応において非常に有効なのです。つまり、何かインシデントが発生した際の位置情報をアプリで取得できます。するとそこに対して、無人航空機を始めとする各種無人機で偵察に行ったり、救援物資を運んだりということが現実味を帯びてくるんです。もちろん首都圏なんかではUGVのような乗り物のほうが早いと思いますが、過疎地域においては無人航空機の活用可能性が高まります。Coaido株式会社および当社は真剣に、テクノロジーで人の命を救うことを目指しております。