予告のとおり太陽フレアの影響が懸念された9/8(金)、空撮2現場行ってきました。午前中の現場は全く影響無しでしたが、2箇所目の午後の現場でそれは発生しました!

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太陽フレアについて(おさらい)

太陽フレアとドローンの関係については、過去記事をご参照ください。とにもかくにも、太陽フレアが発生すると磁気嵐が発生、人工衛星に影響を与えて通信障害が発生する可能性がある、というものです。

何が起こったのか!?

時間は15:30頃。場所は茨城県神栖市。とある企業様の風力発電機を撮影していた時にそれは発生したのです。風車の中心と同じぐらいの位置でドローンを横移動させようとしていた時のこと、自分から600mほど離れていた位置で急にジンバルがこけてカメラ映像が傾きました。そしてその数秒後、モニターのGPS表示は無くなり、どこをタッチしても反応しない!映像伝送が切れたことは何度もありますが、今回は映像伝送だけではなく、プロポと機体のリンク自体が切れてる!!!リンクが離断してしまった以上、何もコントロールできません。俗に言う「ノーコン(ノー・コントロール)」。その瞬間、磁気嵐の件が頭をよぎり「やっぱり出てしまったか!」と思いました。

非常時にも冷静さを失わずにギリギリまでやれることをやらなければならない

ノーコンとなってしまうともう、どうにもしようがありません。ところがこれまでの数多くのヒヤリ・ハットがここで生きました。まずは最悪の場合、フライト前に決めたとおり誰もいない砂浜に落とすことを試みようと決心。そしてその後慌ててパニクることもなく、冷静にプロポを再起動。すると数秒後、無事にリンクが復活してコントロールできるようになりました。ドローンオペレーターは飛行機同様、非常時になっても冷静さを失わずにギリギリまでやれることをやる義務があります。とっさの時にいかに冷静でいられるか、これは普段からの経験がやはり物を言う気がします。たくさんのお仕事をいただき、たくさんの経験を積み重ねることができてきたからこそ、すぐにアクションを起こすことができ、そして事なきを得ました。着陸させてからのが心拍数が上がりました。

何が原因だったのか?太陽フレアによる磁気嵐?

さて、今回のノーコンの原因は何だったのでしょうか?考えられる理由は2つ。1つ目はやはり話題になっていた太陽フレアによる磁気嵐。電波障害が瞬間的に発生し、リンクが切れた可能性はあります。2つ目は風力発電による電磁波。現場の作業責任者も仰っておりましたが、発電している以上、電磁波の発生はありうることであり、電磁波による電波障害でノーコンとなった理由の可能性はあるのではないか、とのことでした。

ノーコンの理由は特定できないが、何れにしても電波障害が原因と思料

結局何が原因だったのかは分かりません。その後同じような症状は一切発生しませんでした。ただし磁気嵐にしろ電磁波にしろ、電波障害によるノーコンであることには変わりはありません。電波はいつ・どのタイミングで障害が起こるかは分かりません。今回の経験で改めて、万外に備えた行動を事前にシミュレーションしておく必要性を痛感した次第です。そして本件は当社としては重大インシデントとして記録、社内で共有を図るとともに、情報をこのような形で公開しておきます。

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