先日のことですが、とある映像会社様より空撮の見積依頼のお電話をいただきました。その時の内容と当社の対応、見解について今回は書いてみたいと思います。

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学校のPV用の空撮動画をしたい

電話の内容は、PV用としてドローンによる動画撮影をして欲しいとの相談でした。ある程度ドローンに知識のある方らしく、Inspire2使用、2オペ指定での見積依頼。見積書はいらないから、その場でざっくりで良いので金額を教えてほしいとのことでした。この時点で相見積もりを行うことは容易に想像がつきましたので、正直に「うちはあまり安くないですよ」と前振りをした上で、おおよその金額を回答しました。

まずは金額に驚かれた(汗)

「えええっ?」電話の向こうから聞こえたのは驚きの声。いつもお願いしているところがあるらしく、もっと遥かに安いのだそうです。そう言われたところでうちはうちなので、「そうですか。でも当社はこの金額ですので・・・」と一歩も引きませんでした。空撮あるあるで、なかなか仕事が来ないがために、ついつい安くても引き受けてしまう方が多いと聞いています。もちろん人それぞれですのでよそをどうのこうの言うつもりはありませんが、値崩れはさせたくないので当社は一定の線を下回ってまで引き受けはしません。ちなみに先方予算は交通費+消費税込12万円、当社提示は込み込みにしないでその2.5倍以上です。平日の学校ということを考えたら、安全運行管理体制を強化しないといけないので、それぐらいのコストはどうやってもかかります。

つづいて本題。飛行内容について

さて、ここから本題です。当社の事例もWebで確認されているらしく「引き気味の映像が多いようですが、もっと突っ込んだ撮影はされていないのですか?」と尋ねられました。今度はこちらが「えええっ?」です。「突っ込んだ映像とは具体的にどの程度のレベルのものを想定されていますか?」と聞き返したところ、「うちが欲しいのは例えば建物30cm以内とか、人のギリギリのところ飛ばすとか、もっとインパクトある映像が欲しくて・・・」

思わずこの時点で相手の話を遮りました。「いやいや、そんな危ないことできませんよ!Inspire2ですよね?仮にクビにペラが当たったら死にますよ。申し訳ないですけど、そんなフライトできません!」

これまでのところでは引き受けてくれてたんですが・・・

きっとどこも引き受け手がいないのでしょう。次に出てきた言葉がこれでした。

これまでのところでは引き受けてくれてたんですが・・・
ではPhantomなら大丈夫ですか?

あー、もうダメだ。これ以上何言っても無理そう。こちらからお断りな内容です。お電話いただいた映像会社様には「そうですか、何れにしましても当社ではお引き受けできそうにありませんので、これまでのところにお願いされた方が良いと思います」とやんわりとお断りをしました。(やたらとその後も粘られましたので、以前のところからもお断りをされたのでしょう、恐らく。)

確かにおいしい絵=危険なフライトなことが多い

これはドローンに限らずなのですが、たしかにこれは!というおいしい絵を撮るには一般的にはある程度危険を冒すことになるケースが多いです。たとえは悪いかもしれませんが、戦場カメラマンや自然災害に立ち向かうカメラマンなんかが良い例だと思います。

でも当社は、いくらお金を積まれたとしても危険を冒してまでおいしい絵を求めないと明確にスタンスを決めてます。無人機何十年というベテランであればもう少し攻められるのかもしれない。が、そもそもドローンを飛ばしているだけで十分リスクを抱えていると当社では捉えています。

絶対に無理しない、今お付き合いさせて頂いているクライアント様はほとんどが逆にこのスタンスに賛同くださっております。皆さん口を揃えて「事故られたら困るから」「使うのは数秒のカットだから無理しなくて大丈夫」と仰ってくださっています。ドローンの操縦の技量や撮影スキルよりも、「Safety First」なスタンスを買ってくれてのご依頼が多くを占めています。行政関係に至っては、ここを真っ先に重要視してくる傾向にあると思います。

なぜに当社がそこまでSafety Firstにこだわるのか

最後に、なぜ当社がここまで安全第一にこだわるのかについて、ちょっとだけ触れておきます。当社はこのドローンを災害分野で活用したいと考えています。空撮よりもむしろ、有事の際の活用がメインです。そうなると余計に日頃から、安全への意識を持っておく必要があります。そう、二次災害は絶対に避けなければならないのです。だから、今のうちから安全を徹底し、安全な運用方法を常に追い求めているんです。

ということでいつものとおり、まとまりがなくなってしまいました。何言いたいのか分からなくなってしまいましたが、とにかく自分の技量を超えたことはしないようが良いですよ、と言いたかっただけです。ではまた。

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