9月12日に国交省の「無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン」が改定されました。既に国交省のホームページにも掲載されておりますので、ご確認ください。特に目新しいことはあまり無いですが、確認も含め一読することをオススメいたします。

スポンサーリンク

ドローン未経験者・初心者必見!

特に読み返して欲しいのは8ページ以降の「3.注意事項」

ここではどのようなケースにおいて飛行させるべきではないのか、について具体的に書かれております。忙しい方はこの項だけでも読んでおいたほうが良いと思います。極めて大切な内容なので、勝手ながら引用転載しておきます。

(1)飛行させる場所

  • 空港等の周辺では、飛行禁止空域が詳細に設定されています。誤って急上昇させるなどにより飛行の禁止空域に飛行させることがないよう、原則として空港等の周辺では無人航空機を飛行させないでください。
    ※ 飛行させる場合には、可能な限り飛行高度が表示される機体を使いましょう。
  • 空港等以外の場所でも、ヘリコプターなどの離着陸が行われる可能性があります。航行中の航空機に衝突する可能性のあるようなところでは、無人航空機を飛行させないでください。
  • 操縦ミスなどで無人航空機が落下した際に、下に第三者がいれば大きな危害を及ぼすおそれがあります。第三者の上空では飛行させないでください。学校、病院等の不特定多数の人が集まる場所の上空では飛行させないでください。
  • 高速道路や新幹線等に、万が一無人航空機が落下したりすると、交通に重大な影響が及び、非常に危険な事態に陥ることも想定されます。それらの上空及びその周辺では無人航空機を飛行させないでください。
  • 鉄道車両や自動車等は、トンネル等目視の範囲外から突然高速で現れることがあります。そのため、それらの速度と方向も予期して、常に必要な距離(30m)を保てるよう飛行させてください。
  • 高圧線、変電所、電波塔及び無線施設等の施設の付近では、電波障害等により操縦不能になることが懸念されるため、十分な距離を保って無人航空機を飛行させてください。

太字にした3項目については、特に守られていない方が多いようにお見受けしますので、わざと目立つようにしておきました。仮にイベント参加者の許可を得たとしても、イベント上空で第三者のすぐ真上を飛ばすのとか、絶対にやめるべきだと思います。

(2)飛行させる際には

  • アルコール等を摂取した状態では、正常な操縦ができなくなるおそれがありますので、無人航空機を飛行させないでください。
  • 無人航空機は風の影響等を受けやすいことから、飛行前には、
    ・安全に飛行できる気象状態であるか
    ・機体に損傷や故障はないか
    ・バッテリーの充電や燃料は十分か
    など、安全な飛行ができる状態であるか確認するようにしましょう。
  • 周辺に障害物のない十分な空間を確保して飛行させるよう心がけましょう。特に無人航空機の飛行速度が出ている際には、法令で定められている距離(30m)以上に余裕を持った距離を人や物件から取りましょう。
  • 航空機との接近又は衝突を回避するため、航空機を確認した場合には、無人航空機を飛行させないでください。
  • 他の無人航空機との接近又は衝突を回避するため、他の無人航空機を確認した場合には、飛行日時、飛行経路、飛行高度等について、他の無人航空機を飛行させる者と調整してください。
  • 国土交通省から、災害等による被災地周辺での捜索救難機の安全を確保するための飛行自粛等の要請があった際には、無人航空機の不要不急の飛行は控えてください。
  • 無人航空機の種類にもよりますが、補助者に周囲の監視等してもらいながら飛行させることは、安全確保の上で有効です。

こちらもいくつかあえて、太字にさせていただきました。飛行練習場を運営しているだけに相当数のドローン操縦者を拝見してきておりますが、あまりにも飛行前点検されない方が多過ぎるのは以前にも警鐘を鳴らしたとおりです。また、「人・建物30m未満の飛行許可持ってるから」と、人のすぐ近くで飛ばしているケースも散々見てきました。富山DRONE WALKERのほうにも「SORA.blueが安全第一なフライトにこだわる理由」のタイトルで寄稿しましたが、これ、本当に危ないですから!

あと、補助者による周囲の監視は本当に大切です。当社の空撮は1人で行うことは無く、必ず安全管理者を同行させます。できるだけパイロットの負担を軽減させ、不用意な事故を防ぐためです。安全管理者がいるといないでは2倍以上、パイロットへの負担は減ります。

新たに追記されたこと「河川(ダムやその貯水池を含みます。)での飛行」

当社は以前から河川やダム等での飛行についても必ず、管理者に飛行の許可を得てから飛ばしておりました。今回、改定されたガイドラインにおいて、この点について明記がされましたのでこちらも転記しておきます。

(5)その他関係法令の遵守等
河川(ダムやその貯水池を含みます。)において、無人航空機を飛行させようとする場合、許可申請が必要な場合や、河川管理者や周辺自治体が河川利用のルールを定めている場合があるので、事前に飛行可能な区域か確認をお願いします。詳細は、河川管理者までお問い合わせ(※)ください。
※国土交通省の管理する河川の問い合わせ先は以下のページをご参照ください。
国土交通省ホームページ「日本の川」
http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/nihon_kawa/index.html

許可得ずに勝手に飛ばしているのだろうと思われる映像をあちこちで拝見しておりましたが、やはり問題になっていたのでしょうね。これ以上ドローンを肩身の狭いものにしないよう、ガイドラインはしっかり守ってフライトを楽しみましょう!

スポンサーリンク

ドローン未経験者・初心者必見!