海外でドローンとヘリコプターの衝突が発生してしまいました。どうやら皆さん無事だったようで、それはそれで不幸中の幸いではありますが、やはりこの手の事故は今後も発生しうるものだと思います。

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軍事用ヘリのプロペラにドローンが衝突

下記記事によると、高度約500フィート(約150m)でヘリコプターのプロペラにドローンが衝突したようです。

Drone hits military chopper over Staten Island
Friday, September 22, 2017 06:35PM

MIDLAND BEACH, Staten Island (WABC) — An Army Black Hawk helicopter was struck by a drone at approximately 500 feet over a residential neighborhood on Staten Island.

The helicopter, based out of Fort Bragg, N.C., was in New York City for the United Nations patrol.

A piece of the drone bounced off the rotor and became lodged in the aircraft.

現状の国内ルールとしてはドローンが進路を譲る


現状としては、有人機と無人機の接近時は無人機が進路を譲ることや、飛行経路や日時を事前に関係者で共有することになっています。つまり、ドローン側が進路を譲らなければなりません。確かにヘリコプター側からドローンを見つけ出すのは困難でしょうし、現状としてはこのルールが一番確実ではあると思います。しかしながら、このままではいつ、日本でもヘリコプターとドローンの衝突が発生してもおかしくないと思うのです。

九州豪雨の災害対応でヘリとのニアミスに近いものを経験

当社は今年7月、九州豪雨が発生した際に民間企業からの打診としては初めて、無人機の飛行自粛要請を特別解除して被災地でドローンによるインフラ点検を行いました。この際、離着陸のたびに熊本の自衛隊と連絡を取りながらの飛行でしたが、ヘリとのニアミスはかなり怖かったです。現状のルールとしてはドローンが優先的に回避することになっていますが、ヘリコプターは音がしたと思った次の瞬間にはすぐ近くを飛んでいます。逃げると行っても、どこに逃げるかの判断を迷っていたらアウト。このため途中からは、1名を専任でヘリコプター監視要員として点検作業に当たりました。

もちろん、きちんと飛行高度・緯度経度・飛行範囲等はすべて事前に伝えています。そこから各ヘリコプターに対して都度、連絡も入れてくださっています。それでもやはり、災害現場ではヘリコプターは近付いてきます。当たり前といえば当たり前のこと。この経験をしてからというものの、普段の空撮であっても今まで以上にヘリコプターの存在は気にするようになりました。

ドローンへの管制システムの導入は必須

災害対応を経験したからこそ分かることですが、ドローンへの管制システムの導入は必須だと思います。これから産業分野が伸びていけばいくほど、絶対に必要不可欠になる。有人機側も無人機側も、何がどこにいるのかをお互いに知り合うしくみが早急に求められると思います。飛行データをそのままシステム的にリアルタイムで引っこ抜いて管制システムに反映できればベストですね。もちろん、機密事項等色々ありますので、なかなか難しいとは思いますが。

既に管制システムの開発は進められている


ちなみにドローン用としての管制システム、テラドローンや楽天など既に一部企業では開発が進められているようです。災害対応を経験した立場として、この件に関しては弊社も何らかの形で関わっていきたいところです。

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